保険ゼミナール生の就職活動

獨協大学 経済学部経営学科

岡村国和ゼミナール

大門 俊輝

 

  岡村国和ゼミ22期生の大門と申します。再び慶應義塾保険学会よりコラム執筆の機会を与えて頂きました。私は現在4年生であるということもありますので、今回はゼミナール活動で培ったことがどのように就職活動に役立っているかを中心に紹介させていただきます。

  私は就職活動において、岡村ゼミで培った粘り強さがおおいに役立ったと考えています。

就職活動は精神的につらいことが非常に多く、途中で逃げ出したくなることが多々ありました。しかし、ゼミ活動で培った精神力で乗り切ってまいりました。

  2年生において、各種学会に向けて取り組んだ共同研究では、ゼミの時間の度に先輩方や先生に厳しい指摘をうけ、その度に研究内容の練り直しを行っていました。研究の成果を中間報告する夏合宿では、約3ヵ月かけて作り上げた研究を一晩で崩されてしまい、徹夜で研究をやり直すということもありました。

  3年生の際にはゼミ長を務めさせていただきました。主にゼミナールの運営に尽力してまいりましたが、特に2年生の皆さんにいかに充実した活動を行っていくかに力を入れてきました。そのため、2年生の皆さんが発表の際に昨年度の私たちと同様に厳しい指摘を受けているのを見ていると、自分のサポート不足を痛感しました。その際は、責任自分が発表において厳しい指摘を受ける時よりも、責任を感じて精神的につらいこともありました。

  しかし、周りの方々のサポートがあり、23年生の活動は最後までやり抜くことができました。この活動を通して「任された仕事は最後までやり抜く力」や「物事に粘り強く取り組む力」が身に付きました。この経験があってこそ、精神的に鍛え上げられ、就職活動を乗り切ることができました。社会人になれば、ゼミナールの活動で経験したことよりも、つらいことにたくさん出会うこともあると思いますが、ゼミ活動で培ったものを生かしながら努力していきたいと考えています。

ページの上部へ戻る