慶應義塾保険学会について

慶應義塾大学商学部堀田一吉研究会4年 河辺崇秀

 

 

 こんにちは、慶應義塾大学商学部4年の河辺崇秀と申す者です。私は現在、商学部の堀田一吉研究会に所属し、保険・リスクマネジメントを専門に勉強しています。

 

 堀田一吉研究会のゼミ員は、学生ながら慶應義塾保険学会の研究会に毎回参加させて頂いております。保険学会では、保険業界で活躍されている方をお招きし、講演をして頂いております。扱うトピックは、最近話題になっているものばかりで、例えば原発リスクとエネルギー問題や企業年金など、生損保の垣根を越えた幅広いものになっています。私達学生は、保険の知識が十分でなく、御講演の内容を完全に理解することは難しいですが、それでも身近で話題になっているトピックを扱って頂けるおかげで、保険業界に関わる者として問題意識を共有することができています。

 

 そんな当学会ですが歴史は古く、今年で学会設立60周年を迎え、2013年1月には60周年記念のシンポジウムも開かれる運びとなっています。60年という長い年月の中で、保険学会も、保険を取り巻く環境も大いに変わってきたことと思います。いま保険業界は激動の真っ只中にあり、厳しい環境にありますが、そんないまだからこそ、産学の連携は欠かせないと思っています。当学会は大学という教育・研究機関と民間保険会社の架け橋として、産学双方にとって貴重な機会を提供し続けてきました。60周年を迎えた当学会がこれまで以上に発展し、日本の保険業界ないしは日本の経済や社会の発展に貢献していくことを、保険を学ぶ一学生ながら強く願っております。

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