慶應義塾大学商学部堀田一吉研究会では、毎年3年生が、三田祭研究グループとインゼミ(東京学生保険ゼミナール)グループとに分かれて、共同研究に取り組んでおります。このたび、その研究成果がまとまりましたので、今回、慶應義塾保険学会の後援を得て、下記要領にて、学生研究報告会を開催することにいたしました。
学生たちは、彼ら独自の問題意識に基づいて熱心に研究し、未熟ながらも清新かつ興味深い提言を行っています。報告会において、保険業界で活躍されている皆様に研究成果を発表し、ご意見ならびにご助言をいただきたいと考えています。これを通じて、学生を含めた産学協同の学会理念をさらに進めてまいりたいと思います。
会員各位におかれましては、年末のご多忙の時期かと存じますが、ぜひともご出席賜りますようにお願い申し上げます。
記
(1) 日時: 平成25年12月21日(土) 15:00 ~ 17:00
(2) 場所: 南校舎 411番教室
(3) 報告テーマならびに要旨:
第一部「「若者の保険離れ」は本当か?」(三田祭グループ)
15:00~16:00
【要旨】近年、「若者の保険離れ」現象と見られる状況が進んでいる。本研究では、果たしてその要因は何であるかについて、4つの仮説を立てて、アンケート調査分析と保険会社インタビューに基づいて考察し、結論ならびに提言を行う。
第二部「マンション専用地震保険新設の必要性と課題」(インゼミグループ)
16:00~17:00
【要旨】東日本大震災を経験し、現行制度におけるマンション向け地震保険の不備が様々に露呈した。本研究では、マンションにおける地震リスクの異質性を取り上げ、マンション専用の地震保険新設の必要性を提唱し、その実現に向けた課題を整理する。
※報告会終了後、懇親会を開催いたします。併せて、ご参加いただきますようにお願いいたします。(会費 一般3000円)
以上